ウォーク&スニフ (WALK'N SNIFF)
嗅覚のための1時間散策ワークショップ(2009)
ゴール:
- ある一定のエリアを、嗅覚の視点から再発見する
- 鼻の使い方を学ぶ
- 現代生活と自然のつながりを知る:例)木の幹に生えてるオークモスが、抽出されて、香水に使われているという事実を、実物を嗅ぎながら知る。
日時:2009年8月23日&24日
場所:オランダ・ライデン Kooipark (公園)にて
View in Google Map:
https://picasaweb.google.com/lh/albumMap?uname=110341721675628623374&aid=5345626595436543681#map
オランダの自然で最もよく見かける、松。葉を揉んで匂いを嗅ぐと、レモンやオレンジ、ミントのようなスッキリする香りがします。
松の子供の、松ぼっくりはどうでしょう。香りがとても似ているでしょう。
おなじみのローズ。ローズは溶剤抽出法、あるいは蒸溜法で抽出されます。それぞれの特徴を説明しました。
オランダ語で Kampafoelie というそうです。百合、ジャスミン、ローズ様の香りです。
この花、いい匂いがするかと思いきや、全然! でも葉っぱの方はいい香りです。胡椒、グレープ、オレンジといったところ。
「これ、オレンジの香りとそっくりね!」
オランダ全土、どこにでも生えている klimop。この花はフキのような脂っこい匂いがします。オランダの秋の夕べを覆います。
Vlinderstrook という、オランダ人にはおなじみの花。白と紫を比べました。白の方がバニラっぽく少女のようで、紫の方がセクシーな香り。
Rozenbottelの葉っぱは、アップルの様な香りがします。
この草、ミントかと思いきや・・・
「うわ! 変な匂い!」
「何かの匂いに似てるね」
「そう・・・ペットショップの匂いみたいね」
「そうそう、ほら、鳥カゴの匂いじゃない?」
・・・こんなふうに、参加者の力を合わせながら焦点を絞っていくと、けっこう面白い匂いの連想ゲームができるんですよ。ひとりではとても辿り着けません。